Sunday, February 26, 2012

明日

明日はいよいよ大一番。睡眠時間があまりとれないけれど、なんとか乗り切ろう。とにかく、やるべきことを万全を尽くしてやりきること。仕事においてはいかなる感情もいらない。

Saturday, February 25, 2012

粛々

粛々と、粛々と、粛々と仕事をこなしていく。計画通りには行かないかもしれないが、常に現状を客観視し、優先順位をつけ、やるべきことをやっていく。若林計志の『プロフェッショナルを演じる仕事術』(PHPビジネス新書)を読んでいる。なかなか面白い。

それから、こんなサイトを発見。

Friday, February 24, 2012

コンサル

コンサルタントという仕事について。あくまでも会社は彼らのものであり、私の役割は組織を成立させるための裏方にすぎない。もちろん表に出なければならないときは、例えば責任者という役を背負って出ることもあるが、本来のミッションは組織の下支え、人が手を出したがらない仕事をこなす便利屋であり、利益の最終責任者である。あらゆるビジネスは数である。現実を見つめ、ミッションを果たすためにいかなる感情にも惑わされずに粛々と仕事をこなす。あたかもフロベールの文体のように、私も大人にならなくてはならない。

Wednesday, February 22, 2012

OFF

久々のオフだったので渋谷で『ドラゴン・タトゥーの女』を見る。その後、六本木に移動し韓国人の女性アーティスト、イ・ブルの展覧会を鑑賞。夜は神楽坂でイタリアン。友達との予定が合わなかったので一人行動。夜はヴィンセント・ギャロのEssential KillingをDVDで。

仕事に忙殺されている、ということを言い訳にして自分自身の人生を生きることから目を背けないこと。デビッド・フィンチャーの新作を見てそんなことを思う。今から四年前、パリにまで追いかけ続けたものを今の自分は忘れかけている。Vivre ma vie. 何のために英語とフランス語をマスターし、何のためにフランスに旅立ったのか。過去の自分を美化するつもりはないけれど、もう少し自分の原点を見返してもいいのではないか。

人間がもつ闇の部分をもっとしっかりと見つめなければならない。かつて、初めてカラマーゾフを読んだときに感じたように、右目で人類最上の美を拝み、左目で身を焦がす醜悪を凝視する。イ・ブル展を見て感じたこと。

身体の細胞の一つひとつが、物語を求めている。それは言い換えればいまの僕が自らの物語を見失っているということでもある。知性の喪失と再生。

「苦しみがなくなるようにとか、苦しみが少なくなるようにとか求めないこと。そうではなく、苦しみによって損なわれないようにと求めること」

シモーヌ・ヴェイユ


Tuesday, January 3, 2012

会社

自分が所属している会社の価値というものをきちんと認識しなくてはならない。いいことをやって儲けよう、という理念、しかもそれがこれからの日本、さらには世界を変えるような、いや、現実にすでに世界を変えつつある、そんなプライドの持てる仕事。他者(社)との比較によってしか自らを価値付けできないような、そのようなものではなく。そして仕事を通して生き方を学べるような、日々是研修であるような、そのようなあり方。この会社が行おうとしている、つまりは私が行おうとしている、なぜなら会社は皆のものであると同時に私のものだから、ビジネスという場における最先端の実験。自らが所属する組織を客体として眺め、そこに自らのプライドを依存させるような、そのようなあり方は下らない。そしてそのためにも、きちんと儲けなければならない。きちんと圧倒的に金持ちにならなければならない。それこそがビジネスという場における存在証明だから。

共時性。ビジネスというフィールドを介して、歴史は我々がつくる。そのためにもマーケットに圧倒的な波を起こす。

Sunday, January 1, 2012

『シンクロニシティ』

リーダーシップとは、つまりは人間の可能性を解き放つということだ。すぐれたリーダーシップに必要な条件の一つは、そのグループにいる人々に活力を与える能力である。人々の心を動かし、勇気づけ、活動に集中させる能力であり、一心不乱に取り組み、最大限の力を発揮してものごとを行う手助けをする能力である。

人々に活力を与えるというこの能力の重要な要素は、その人たちにに対して伝えることだ。あなたがその人たちのすばらしさを信じている、ということを。その人たちにはほかの人に与えるべき何か大切なものがあることが、あなたにはわかっている、ということを。

『シンクロニシティ』 ジョセフ・ジャウォースキー

しかし、私に必要なのは、私が死にもの狂いになって求めたのは、知識や理解ではなく、体験であり、決定であり、突進であり、飛躍であった。

『荒野のおおかみ』 ヘルマン・ヘッセ

実家に帰って後期ヘッセの文庫本を持ち帰る。大学時代に受けたギリシア悲劇の授業で、教授がみずからの運命を生ききることの偉大さを解説していたが、そのための行動をとれるフィールドを持っているということの僥倖を噛みしめるべきなのだろう。個に固執するのではなく時間を超えた宇宙の真理に身を任せるとき、因果律を超えた偉大さは生まれる。

2012

2012年がいよいよ始まった。仕事の面で言うと、昨年はリーダーとしての修業の年、そして今年は実際にものごとを展開させていく年になる。昨年のはじめに今のポジションに就いて、様々な指摘を受けながらいろいろと模索してみて、ここまでに見えてきたものも少なからずある。チーム全体の共有ビジョンを実現するために重要なのは自分の良し悪しを他人と比べることではなく、各人が各々の力を存分に発揮できるような場を作ることであり、掛け合いによって生まれるものの力を信じることである。

自分自身に固執し、非常に狭い視野で世界を見ていたステージを脱却し、新たなステージに登らなければならない。以前指摘されたとおり、私の弱点が「場の力を信じられない」ところにあるのだとしたら、それは克服されるべきものなのだろう。そして一般論として書かれた「場」に対する考察がそのようなチャレンジの手助けになるのであれば、最終的には行動に移さない限り無意味だという前提を踏まえた上で、それを利用しない手はない。ということで、『シンクロニシティ 未来をつくるリーダーシップ』(ジョセフ・ジャウォースキー)と『出現する未来』(ピーター・センゲ 他)を購入。