Friday, January 1, 2010

人間の特権

正月らしいことも特にせず、普通の一日。午後から書類を作成し、夜は勉強会の打ち合わせなど。後は先日いただいた高級焼酎を飲んだりとか、そんな感じ。

「文化とは全く生産性のない時間を過ごすことだ」、というバタイユの主張もいいよな、と思う。「生産性を上げるために無駄な時間を排除する」とか、「未来のために現在の快楽を犠牲にする」というのもそれはそれでいいのだけれど、すべての活動を生存のために捧げる、というのでは動物と変わらない。人間なんだから、生き延びるという観点からは全く役に立たない時間を楽しむ、という特権を享受するのもいいのではないか。

「自分の生活をしっかりとマネンジメントして、確実にキャリアアップしていこう」という一面と、「そんなこと知ったこっちゃネェよ。ゴチャゴチャうっせぇな。いまやりてぇことだけやってくよ」という一面がある。基本的には「やりたいことだけやってくよ」という態度をとりつつ、手すさびとしてマネンジメントなどもしてみる、というのがいちばん合ってるな、と思う。

真面目になったとたんに人生は重くなり、フットワークも悪くなるからパフォーマンスも落ちていく。

全ての人にいい顔をしようとすると道に迷うし、自分のエッジも消えていく。自分のことを嫌っているやつらもいるんだ、ということを織り込んだ上で行動した方が個性も生きる。あとは、常識とか加減というものは基本的に邪魔クサイので、自分のフィーリングを大切に一気にグワッってやってった方がいいや、とも思う。

バタイユに代表される否定神学的な態度、研究対象としては流石にうんざりだけど、生きる指針としては相変わらず魅力的だな、と思う。そんな、色々なことを思う正月の夜。

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