朝、目が覚めてからベッドから出るまでのわずかな時間がいちばん嫌い。完全に覚醒していないので自分の感情を凍結できない。もっとも無防備な時間。非常にフロイト的な枠組みで言うと、日中は無意識のなかに抑圧されている悲しみや虚しさが上の方にニョロニョロとあがってくる感じ。うんざりする。
昨夜、テレビで『ダイハード 4.0』を見た。ブルース・ウィルスの一言が、非常にアメリカ的だと思った。こんなセリフ。「俺はヒーローになんてなりたくなかった。別れた妻は俺の名前を忘れようとしている。娘は口も利いてくれない。毎日ひとりで冷たいピザを食べる生活。こんなのに憧れるのか?」
アメリカのヒーローには、孤独と疲労が付きまとう。強さと賞賛の表舞台から帰宅したあと、待っているのは真っ暗な部屋と冷凍食品。決して溶けることのない哀しみの固まりが体の真ん中から消えない。でも、泣くことすらできない。
フランス人ならばすぐに群れる。カフェで愚痴る。女の胸ですすり泣く。
1970年代のアメリカ映画が好きだった。Taxidriver、Dog Day afternoon、Godfather、Scarecrow、Serpico... 久しぶりに見てみようと思う。
昨夜、テレビで『ダイハード 4.0』を見た。ブルース・ウィルスの一言が、非常にアメリカ的だと思った。こんなセリフ。「俺はヒーローになんてなりたくなかった。別れた妻は俺の名前を忘れようとしている。娘は口も利いてくれない。毎日ひとりで冷たいピザを食べる生活。こんなのに憧れるのか?」
アメリカのヒーローには、孤独と疲労が付きまとう。強さと賞賛の表舞台から帰宅したあと、待っているのは真っ暗な部屋と冷凍食品。決して溶けることのない哀しみの固まりが体の真ん中から消えない。でも、泣くことすらできない。
フランス人ならばすぐに群れる。カフェで愚痴る。女の胸ですすり泣く。
1970年代のアメリカ映画が好きだった。Taxidriver、Dog Day afternoon、Godfather、Scarecrow、Serpico... 久しぶりに見てみようと思う。
アルパチーノがでてくる70年代映画は僕もほとんどみました。taxidriverはデニーロですけどね。その中でもscarecrowはめちゃくちゃすきです
ReplyDeletedog day afternoonは、harvey milkが戦ってた時代にとった映画なんですよね。serpicoもカウンターカルチャーの影響がまだあった中で、体制の中で何ができるかを問うているし。そう考えるとボンクラ映画の王道みたいな捉え方されることが多いけれども、めちゃくちゃラディカルな珠玉の作品群なんですよねぇ。