Saturday, May 8, 2010

アナイス

連休の終わり。一ヶ月間、無理やり自分を洗脳してきて、その洗脳が解けた感じ。少し世界と距離をとったほうがいいと思った。久しぶりに院生室に行ったり、もちろん一緒にワインを飲んだのがいちばん大きかったけれど、自分が本当に大切にしたいことを忘れてはいけないと思った。現実は現実として目の前に存在するけれど、表層的な現実をすべてだと思ってはいけない。多層な現実の深みとの通路をふさがないこと。例えばアートとか。

「自分自身と人間生活のあいだに芸術や空間や時間や歴史や哲学を置くのは、男性の苦痛の克服のしかただった。芸術は正気と、人間生活の恐怖や苦痛からの解放とのための処方箋だったのだ。」
『アナイス・ニンの日記』、pp.197-198


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